可能な限り、すべてのパーツを外してお持ちください。クランクやリアディレイラーならば、塗装しないパーツ、プーリーやチェーンリングを外してください。
ヘッドパーツ、ボトムブラケット、ディレイラーハンガー等は固着している場合があります。
特に、Di2、シフター&ブレーキケーブルのグロメットなどの樹脂製パーツは、経年劣化しており、外すと同時に破損することが多くあります。
これらを取り外す際に破損が発生した場合、当方での保障はしかねます。
旧車の場合などは補修部品の製造がすでに終わっており、フレーム全損にもつながりかねません。
そのようなリスク回避から、パーツを取り付けたままお持ちいただいた場合、(もしくは郵送された場合)ご確認の上、パーツを外さずそのまま塗装させていただいております。
どうしても固着して外れない。工具がない。といった場合は、マスキング処理で対応可能ですが、当然のように仕上がりに悪影響が出ます。
当方としても不本意であるため、可能な限りフレームやパーツを分解してお持ちください。
パーツを取り外す前後で、写真を撮ることをお勧めします。
どのパーツをどこへつけるべきだったか塗装期間中に記憶し続けることは非常に困難かと思われます。
当方としても、塗装後に「あのパーツがなくなっている」「壊れて戻ってきた」といったトラブルを回避することができます。
当方としてもお持ちいただいた際(郵送の場合は梱包を開封した際)、証拠として画像を記録させていただいております。
かきくRE自転車再生工房